日本医学写真学会会員諸氏ににおかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。また、平素は学会活動にご理解ご協力をいただき厚くお礼申し上げます。
さて、私こと、森ノ宮医療大学 河村 廣幸はこのたび評議員会の選出のもと第50回総会決議により、前理事長 熊谷 洋司様の後任として、平成26年6月から理事長に就任いたしました。はなはだ未熟者ではございますが、選任されましたうえは誠心誠意努めてまいる所存でございます。
私は、多くの学会員の方々とは職種が異なり、理学療法士として25年、医療大学の教員として6年務めております。
映像との関わりに関しましては高校時代に遡ります。高校内に写真工芸科が併設されていたこともあり、映像には若い頃から興味があり、最初に8oフイルムによる動画撮影からはじめ、その後35o一眼レフカメラを購入し、静止画と動画の両方をその時代から扱っておりました。
理学療法の臨床に携わったときには、業界では35oフイルムでの静止画記録が主体でしたが、私は8oだけでなくキャノンスクーピック16oの動画撮影も積極的に使用しておりました。その私が、高木様や松井様の所属するMMM勉強会(メディカルとMacについて森ノ宮近辺で学習する勉強会)に誘われ、そこからさらに日本医学写真学会に入会したのも何か縁を感じております。
そのような経過も有り、会員の皆さまに色々と教えていただいておりましたが、今回は理事長として推薦していただいたことにつきましては、驚きと共にここでご恩返しをしないといけないという気持ちを抱きました。
現在当学会におきましては、会員数の減少という物理的な問題、技術認定制度の再編などの多くの改革が行われようとしています。当会をより良いものとするため、何とぞ前理事長同様、皆さまのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
平成 26年 6月吉日 河村 廣幸