Conference of Japanese Association of Medical Photography 2010 in Osaka.
日本医学写真学会
第46回総会 ・ 第51回定例学会
2010年年次大会 in 大阪

大会テーマ
「画像・映像分析(motography)の再考」

開催日:2010年6月26日(土)〜27日(日)

場  所:森ノ宮医療大学 (大阪市住之江区南港北1-26-16)

       アクセス: http://www.morinomiya-u.ac.jp/guide/access.html
大会長よりご挨拶
 この度は、日本医学写真学会第46回総会・第51回定例学会の大会長を仰せつかり、2010年6月26日(土)・27日(日)の2日間、森ノ宮医療大学に於いて2010年年次大会を開催させて頂く機会を与えていただきましたことを、心より厚く御礼申し上げます。

 今や画像を取得すること自体はきわめて容易な時代となりました。プロのカメラマンでさえ、フォーカスはオートで行うことが普通となりました。また少々シビアな状況にあっても、優秀なデジタルカメラの露出機構がベテラン技師並みに適性露出をはじき出します。より高度な段階露出もいとも簡単に実行され、カメラが手取り足取り支援してくれます。
 それでは、撮影には技術は不要なのでしょうか?皆様が感じられているように、決してそうではありません。画像・映像に関わっている私たちは、常に最終出力(プリント・ビデオ・DVDなど)にまで考えをおよばせながら撮影し、依頼者の要求を十二分に満たす出力作業を行っています。

 そこで、今年次大会でのテーマは「画像・映像分析(motography)の再考」といたしました
(motography:動作分析に際して映画やVTRを利用して計測する手法)。
最終的に画像・映像を利用する依頼者の意図がより鮮明になれば、私たちもさらに高いレベルの作業が可能となると考えました。

 特別講演といたしまして、整形外科医で本学学長である廣橋賢次先生「整形外科と画像診断」をお願いしております。整形外科医が着目する、画像のポイントを解りやすく説明していただく予定です。
 特別講演Uといたしまして、大阪電気通信大学准教授田中則子先生「リハビリテーションと運動解析」と題して、リハビリテーション分野におけるmotographyについて講演していただきます。
 教育講演では「動作解析-その手法と歴史」と題して、世界標準として使われている三次元運動解析装置VICONを日本で販売しているインターリハ株式会社様に、三次元解析の手法と歴史についてお話し願
います。
 皆様の期待に応えられる大会といたしたいと思っておりますので、どうかご参加・ご協力の程よろしくお願いいたします。
2010年年次大会長
森ノ宮医療大学保健医療学部理学療法学科 
河村廣幸